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ワキガの原因とは

ワキガにはアポクリン腺とエクリン腺の活動が原因といわれています。
その活動に大きな影響を与えているのが、遺伝や食生活の欧米化などです。ここでは、ワキガの原因を6つに分けて紹介していきます。

基礎知識

ワキガの原因を知ろう

ワキガの根本的な原因とされているものは、「アポクリン腺」と「エクリン腺」という、ワキなどの下に通る汗腺です。どちらも汗を外に排出するはたらきを持っていますが、アポクリン腺による汗はワキガなどの臭いの元になる成分が含まれており、エクリン腺の汗は多汗症の原因とされています。さらに、これらの汗腺の数には個人差があります。全身の汗腺の数は親からの遺伝によって決まる場合が多いため、親がワキガ症である場合には、子どもにもその体質が遺伝する可能性が高くなります。また、食事などから動物性脂肪を摂りすぎると、汗腺が大きくなったり、臭いの原因物質が増えると言われています。つまり、肉類やタンパク質を中心とした食生活は、ワキガ症などの症状を悪化させる原因になってしまうのです。その他、食生活以外にもエクリン腺とアポクリン腺を活発にする原因がありますので、紹介していきたいと思います。

遺伝

ニオイを発生させる大元であるアポクリン腺の遺伝子は、優性遺伝子なので、子供に引き継がれやすくなっています。
あるデータによると、親のどちらか一人がワキガだった場合に、その子どもがワキガになってしまう確率は50%以上、両親ともにワキガの場合は、80%という高確率でワキガの子どもが生まれてくると言われています。[2]
つまり自分の家族にワキガの人がいる場合、自分もワキガである可能性があると考えられるのです。
該当する方は、治療も含めて早めにワキガ対策へ乗り出していただくのがベスト。

ワキガ体質が子どもに遺伝しない方法

日本人は欧米人に比べてワキガの発症率が少なく、生まれつきワキガ体質である人の割合は全体の10~15%となっています。しかし、発症するかどうかは人それぞれであり、ワキガの強さも個人差があります。子どもに100%ワキガを遺伝させない方法というのはありませんが、両親ともにワキガであるよりも、片方の親がワキガであるほうが、子どもへの遺伝確率は低くなります。絶対に子どもにワキガを遺伝させないためには、「両親ともにワキガ体質ではない」もしくは「子どもを持たない」といった選択肢しかありません。しかし万が一子どもがワキガであっても、セルフケアや食生活などで改善していくことが十分に可能です。ワキガの臭いそのものへのケアに限らず、アポクリン腺の除去やボトックス注射といった物理的な手段も選択できます。現代医学では、まだ遺伝子レベルでの操作は難しいものがありますが、万が一発症してもそれを抑えるだけの治療法は確立されています。

親のワキガ体質が子どもに遺伝したかわかるのは?

子どもにワキガの症状が現れるのは、第二次成長期に入った頃(思春期)からが圧倒的に多くなります。一説には、性ホルモンの分泌量が増えるのが思春期頃であり、性ホルモンがアポクリン腺を刺激してワキガが引き起こされるためと考えられています。生まれつきアポクリン腺の数が多く、親からワキガ体質を遺伝していても、思春期に入る前までは体全体が未発達であるため、ワキガの症状はほとんど気にならないと言われています。ただし、成長の早いお子さんの場合はその限りではありません。思春期に入る前、小学校中学年のあたりからワキガの症状が出るケースもあります。「まだ子どもなのにワキガなんて早すぎる」と悩まれる方も多いのですが、最近では生活環境や食生活などの影響から子どもの発育が飛躍的に向上したという事情があるため、ワキガの出現年齢も発育に応じて早まっていると考えられます。

食生活

食生活の欧米化に伴って、ワキガのニオイに悩まれる方も増えています。
肉や乳製品、ジャンクフードなど、偏った食事を続けることで、汗腺が大きく太くなってしまいます。
その分汗の量が多くなり、ワキガ症状は悪化してしまうのです。
中でもワキガの臭いが強くなるものとして挙げられるのが、動物性たんぱく質や脂肪分の多い食事。あるクリニックがワキガの患者を対象に、肉を食べた後と野菜を食べた後とで、臭いに違いがあるかアンケートを行ったところ、肉を食べた後の方が臭うと答えた人が圧倒的に多かったそうです。
現時点では、動物性たんぱく質や脂肪分が、臭いの元となるアポクリン汗腺を刺激しているという直接的な研究結果は出ていませんが、何かしらの原因があると考えられています。
ただし、食生活によってアポクリン汗腺の数が増えることはありません。ですので、ワキガの症状が悪化することはあっても元々、アポクリン汗腺が少ない人が食事内容によって、ワキガを発症してしまうということはないので安心してください。[1]

体毛濃い人

ワキガの原因とされているアポクリン汗腺は、毛穴と一緒なので、毛深い人は自然にアポクリン汗腺が多くなり、ワキガのケースが多く見受けられます。
欧米人の体臭は日本人に比べてキツいと言われることがありますが、欧米人の方が毛深い人が多いというのがその理由の1つです。[2]

運動不足

運動不足になることで普段汗をかかないでいると、汗腺に老廃物や古くなった角質がたまってしまいます。
すると汗の質がベタベタしたアルカリ性となり、細菌が繁殖しやすい環境ができ、汗がニオイを発するようになってしまうのです。

飲酒・喫煙

飲酒によるアルコール分や、喫煙によるニコチンは、汗腺を活発にしてしまう作用があるので、ワキガのニオイを強くするとされています。
ですので過度な飲酒や喫煙は、ワキガ症状を悪化させるので、摂取量に注意が必要です。

ストレス

日常生活の中で過度なストレスが体にかかると、自律神経のバランスが崩れて体が緊張状態となってしまいます。
するとワキガの原因汗腺であるアポクリン腺の働きが活発化し、その結果ワキガのニオイ症状が悪化してしまうのです。

入浴方法

ワキガは自律神経と密接に関連しています。
入浴は自律神経を整えるのに、とても良い時間なのですが、シャワーのみで済ませがちな人の場合、逆効果となってしまうのです。
ワキガの改善には、入浴方法もよく考える必要があります。

ムダ毛処理

脱毛するとワキガが改善するとよく言われますが、それは永久脱毛などの場合に限られます。
逆に自分でムダ毛を抜く処理をしていると、毛根近くにあるアポクリン腺を刺激してしまい、ワキガの症状を強めてしまう可能性があります。

ホルモン

ワキガとホルモンの関係性とは?

男性には男性ホルモン「テストステロン」、女性には女性ホルモン「エストロゲン・プロゲステロン」がそれぞれ分泌されていますが、この性ホルモンはワキガの臭いや臭いの強さに影響すると言われています。性ホルモンはアポクリン腺の活動を促進し、それによってワキガになると言われています。しかし、ワキガそのものは遺伝性の体質であるため、すべての人が性ホルモンによってワキガになるというわけではありません。ワキガの原因になる性ホルモンは、生まれた時から大人になるまでに徐々に発達し、体に分泌されていきます。

アポクリン腺についても、生まれてまもなく発達が始まります。しかし子どものうちは両者ともに未成熟であるため、第二次成長期を迎える頃にだんだんと「ワキガ」となって現れてきます。ワキガがもっとも活発に現れるのは、ホルモンの活動が活発になる10代から30代のうちであると言われています。40代以降は男性・女性ともに更年期に入るため、体のホルモンバランスが変化していきます。ただし、ワキガは体質であるため、40代以降も体臭が取れずに悩んでいる方も少なくありません。しかし少なくとも性ホルモンについては、年齢とともに活動量が低下し、アポクリン腺への影響も少なくなっていきます。

ホルモンの変動によってワキガの臭いも変わる?

性ホルモンの分泌量は常に一定というわけではなく、日々変化しています。女性の場合、生理中や排卵日の前後などに特にホルモンバランスが乱れ、それによってワキガがきつくなるケースも多くみられます。生理のタイミングで一時的に臭いがきつくなるけれども、生理が終われば臭いが収まるといった方もいるようです。ホルモンの変動が大きいのは圧倒的に女性であり、男性はほとんどホルモンのバランスには影響されません。しかし男性の場合、筋肉を鍛えたり男性ホルモンを増やす作用のあるサプリメントを摂ったりすることで、ワキガがきつくなるといったケースがあります。

いずれにしても、ホルモンバランスの変動は目には見えないものなので、ワキの臭いがきつくなった時には何らかの体の変化があると考えても良いかもしれません。一方で、常にワキガが強く臭う方の場合は、ホルモンバランスとは別に生活習慣や食事、セルフケアの方法などを見直していくことが大切です。ワキガの臭いはいわゆる体臭の一部であり、異性を惹きつけるためのフェロモンであったという説もあります。動物と同じく、人間も体の臭いを使って異性を呼んでいたということで、性ホルモンとはとても密接な関係であることがわかります。

質の良い汗と悪い汗の違い

よく汗のことを「良い汗」「悪い汗」と表現することがあります。
「良い汗」と言われる汗はサラッとしていて、その成分はほぼ水分でわずかな塩分を含んでいます。
肌を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑制する作用があり、そのためニオイはほとんどありません。
一方「悪い汗」と呼ばれる汗はベタッとしていて、その成分には水分の他に多くのミネラル分も含まれてしまっています。
肌表面をアルカリ性にしてしまうため、雑菌の繁殖を促してしまいニオイを発生させてしまうのです。

どんな時にエクリン腺とアポクリン腺から
汗が出やすいのか?

汗が出やすい状況と言えば、まず真っ先に思い浮かべるのが運動をした時でしょう。
運動時に流れるサラッとした全身の汗は、主にエクリン腺から発汗されているものです。わずかに塩分を含んでいますがほとんど水分の汗ですから、ニオイはほとんどありません。
運動ではなく、緊張した時などストレスによってかくベタッとした嫌な汗は、アポクリン腺から出ているとされています。アポクリン腺から出る汗の成分は、水分の他にミネラル分も含んでいるので、独特の刺激臭を放ってしまうのです。

アポクリン腺
とは?

ワキガの原因とされる汗腺「アポクリン腺」は、皮膚の裏側に粟粒のような形状で並んでいて、脇の下やデリケートゾーン、耳の中(外耳道)、肛門、乳輪といった体の限られた場所に存在している汗腺です。
アポクリン腺から発せられる汗は、白っぽい色で粘り気があるのが特徴で、その汗のなかには、タンパク質・脂質・糖質・アンモニア・鉄分などといった成分が含まれています。
この汗に含まれる成分が、人がもともと持っている常在菌によって分解されることで、あのワキガ独特の刺激臭が生まれるのです。
ですのでアポクリン腺からの発汗が多ければ多いほど、ワキガのニオイ症状も強くなると考えられ、ワキガの原因と言われる理由となっています。

エクリン腺
とは?

ワキガおよび多汗症の原因とされる汗腺「エクリン腺」は、1平方センチメートルに100個以上もある小さな汗腺で、全身に存在しています。
エクリン腺は主に、体温を調節する働きを担っていて、発せられる汗の成分の99%は水分であるとされています。
残り1%に塩分・尿素・アンモニアが含まれていますが、数字が示すとおりかなり低いパーセンテージのため、汗の成分でニオイが発生することはほぼないと考えて良いそうです。
ただエクリン腺が過剰に働いてしまうと、多量の汗が発汗されてしまいます。
そしてたくさん汗が出てしまうことによって、2次的にニオイが発生してしまうことはあるようです。そのため多汗症だけでなく、ワキガの原因としても挙げられているわけなのですね。

ワキガってうつるの?ニオイの原因は?

「ワキガは病気だから、人にうつったらどうしよう」「自分のワキガが家族や友達の服についたらどうしよう」など、何かと誤ったイメージを抱かれがちなのがワキガのトラブルです。結論から言うと、ワキガが人にうつることはまずあり得ませんが、体質なので子どもや孫へと遺伝する可能性はあります。しかしワキガは病気ではないので、風邪などのウイルスのように人から人へとうつる心配はありません。ここからは、ワキガが人に感染しない理由や、臭いの発生理由などについてさらに詳しく見ていきたいと思います。

ワキガはうつらない

ワキガは病気や感染症ではなく「体質」であり、その人が持って生まれたものの一つです。汗かき、冷え症、貧血、頭痛・・・など、人にはそれぞれ固有の体質というものがありますが、ワキガもその一つです。したがって、他の人にうつる心配はまずありません。ワキガ自体は汗から出る臭いであり、それ自体に刺激臭がしたとしても、伝染するということは決してありません。しいていえば、洗濯前の衣類を一つにまとめた時、ワキガの人の臭いが他の人の衣類に一時的に移る可能性はあります。しかし洗濯をしてしまえばワキガ臭はきれいに取れてしまいますので、臭い物質が単体で他人の肌や粘膜に感染することはありません。ワキガは髪の色や体格など、持って生まれた体質の一つです。したがって、ワキガになりやすい人、完全にワキガである人、そうではない人・・・と、ワキガの程度も人それぞれに決まっているのです。

ワキガのにおいが発生する理由

そもそもワキガが発生する理由は「アポクリン腺」と呼ばれる汗腺と、そこから出る汗にあります。人間の体に分布する汗腺のうち、強烈なワキガ臭を放つのが「アポクリン腺」と呼ばれる汗腺で、一般的な汗をかくのは「エクリン腺」という汗腺になります。このほかにも、皮脂腺などが通っており、そこから皮脂が分泌されて外に出されています。エクリン腺から出る汗の大半は水分でできているため、サラサラとして無臭です。それとは反対に、アポクリン腺は皮脂やアンモニアなどが混ざっており、そこに菌が好んで繁殖するため、汗に含まれる成分が次々と分解されて激烈な臭いに変化します。

ワキガの原因はアポクリン線である

ワキガのにおいは、前述のように「アポクリン腺」から出る汗にあります。汗をかくだけでなく、ワキの皮膚表面に棲む常在菌によって成分が分解されるため、通常では嗅いだことのない臭いに変化します。アポクリン腺の数には個人差があるため、人によってはワキガでもほとんど臭わない場合もあります。それは、アポクリン腺が人より少なく、ワキガを発する汗が出にくいといったケースです。反対に、アポクリン腺が多い(もしくは体の一部に多い)場合は、そこからワキガを発生しやすくなります。アポクリン腺は手術によって取り除くことができますので、重度のワキガであれば、手術などで除去してしまうことでワキガの改善効果が期待できます。また、普段から汗をかきにくい服装を心がけ、制汗剤などを使って上手に汗をコントロールしていく方法も有効です。

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