ワキガは多くの場合遺伝が原因と言われますが、体から分泌される汗が臭いの元になっているため、体内から汗にアプローチしていくことで、ワキガを軽減することができます。ワキガに悩んでおり、食生活も偏りがちな方は、以下のポイントを参考にしてみてください。
基礎知識ワキガの臭いを強くする食べ物は大きく分けて5つあります。
動物性タンパク質は、いわゆるお肉(特に牛肉)やお魚、乳製品などです。どれも普段から口にするものですが、これらの食事を摂りすぎるとアポクリン腺が刺激されます。アポクリン腺を活発に活動させると、汗腺から出る汗の量が増えて臭いがきつく、強くなります。同じく、動物性脂肪を多く含む食品(バター・生クリームなど)も、アポクリン汗腺を刺激する原因となります。油については、リノール酸が含まれる植物性油(ごま油・なたね油・ひまわり油・マヨネーズ ・マーガリン・紅茶油)などが該当します。リノール酸を摂りすぎると体内が酸化しやすくなり、体臭やワキガが強くなります。アルコールについては、体内の臭いを外に出す作用があるため、摂取すると体臭が一時的に強くなります。普段からアルコールを飲用していると、ワキガ臭が強く感じられる可能性があります。また、よく知られているポイントとして、臭いのきつい食べ物も体臭に影響します。香辛料をたっぷりときかせた料理やキムチ(にんにく入り)などはもちろん、にんにくやニラなどの臭いのする材料を使った料理は、辛味成分などによる刺激でアポクリン腺が活発に活動してしまうため、ワキガの臭いにも影響します。
臭いをきつくする食べ物とは反対に、ワキガ臭を抑える食べ物もあります。それは、体内を酸性からアルカリ性にしてくれる食品です。代表的なものには「梅干し」「緑黄色野菜」「海藻類」「きのこ」「お酢」などがあります。どれもアルカリ性食品として、また体に良い食材として知られており、これらをバランス良く食事に取り入れていくことが、ワキガ臭の軽減のポイントになります。食べ物以外では「緑茶」「ほうじ茶」などにも臭いを抑えるパワーがあるため、飲み物に取り入れることがおすすめです。一例として、お酒を飲む時には緑茶やほうじ茶と交互に飲むようにします。アルコールを大量に摂りすぎないように心がけるだけでもワキガの軽減に効果がありますし、健康にも良い飲み方となります。
食生活を改善するということは、体内を構成する成分から変えていくということなので、汗を構成する成分にも影響します。今まで強く臭っていたワキガ臭が、食べ物を改善することで軽減できる可能性もあります。ただし、極端に食べ物を変えてしまうことは、健康を損ねたりストレスを増大させる原因にもなってしまうため、バランス良く食べることが大切です。普段から五大栄養素をバランス良く摂取し、塩分・油分・糖分などを摂りすぎないことに留意するだけでもワキガの軽減に効果があります。
気になる臭いを消すためにデオドラント製品などを使っていませんか?そのような一時的な対策では根本の解決はできません。再発しない治療を通じて根本から解決しましょう!おすすめの治療はこれ!
日本形成医外科学会の専門医でもある院長の南部医師が、カウンセリングからアフターケアまで一貫して対応しているクリニック。
複数の治療法に対応しており、特にウルセラドライやマイクロニードルドライ、ペアドライなど、切らない施術に特化しているところが特徴です。
中でもペアドライは小さなお子様にも対応できるワキガ治療機器。再発しやすい子供向けに、一定額で何度でも再治療を受けられる保障制度が設けられている点も注目です。
さくらビューティクリニックでは、ワキガ・多汗症治療をはじめ、美肌やエイジングケア、顔・ボディ・医療痩身や医療脱毛、など様々な診療を扱っています。
わきが治療においては、保険適用が認められている、「剪除法」も行っており、患者の希望に合わせた治療方法を提案してもらえます。
「剪除法」は、ワキの皮膚をしわに沿って切開して、目視でワキガの原因である汗腺を切除する方法で、ポピュラーな治療法でもあります。
Copyright (C)
なるほどワキガ治療ガイド
All Rights Reserved.