ワキガは周囲だけでなく自分にも影響を及ぼす?
ワキガをはじめとする体臭は、自分で自覚できる場合と、そうではない場合があります。自分でワキガだと分かっていればいろいろな対処法を取れるのですが、自覚がない場合は時として周囲にさまざまな影響をもたらします。実際に、自分のワキガ臭があまりにも強すぎて、頭が痛くなってきてしまった・・・という話もあるようです。そこで今回は、嫌なワキガ臭と頭痛の関係について、原因や対策方法などを紹介していきたいと思います。
基礎知識ワキガは汗の臭いなどとは違って、香辛料などのような強い臭いが特徴的です。そのため、臭いをかぎつづけると刺激となって神経に伝わり、偏頭痛を引き起こすことがあります。偏頭痛は、光や温度や臭いなどの外部刺激によって引き起こされる症状です。寒いところから暖かいところへ移ったり、暗いところから明るいところに出たり、無臭の場所から臭いのする場所に移った時、偏頭痛が起こりやすくなります。ワキガの臭いは非常に刺激の強い独特な臭いです。さらに「良い香り」ではなく、どちらかというと「嫌な臭い」に属するため、ワキガ臭をかぎつづけていると、脳に刺激として伝わって頭痛を引き起こしてしまうのです。
先ほども説明したように、ワキガは刺激となって脳に影響し、そこから偏頭痛を引き起こします。しかし実際にはそれだけではなく、以下のような原因も頭痛の引き金となります。
人間は異臭を感知すると、これ以上空気を取り込みたくないという思いが働き、呼吸の回数を減らしたり、止めてしまうことがあります。いつもの深い呼吸ができずに酸素不足となり、そこから頭痛を引き起こす場合があります。
ワキガが発生すると、「また臭ってしまった」「どこからかおかしな臭いがする」と異常に気付きます。そこで、他者にワキガだと悟られたくないという強いストレスがかかったり、あるいはワキガそのものへの嫌悪感から、ストレスを溜めこみすぎて頭痛を引き起こすことがあります。
最近では、口臭や体臭などの臭いが他者に迷惑をかける「スメルハラスメント」という言葉も登場し、広く浸透しつつあります。
ワキガの臭いは自分自身へのダメージになるのはもちろんですが、周りの人にも少なからず影響を及ぼします。頭痛になるのはワキガを抱える本人のみならず、その臭いをかぐ周りの人も同じです。「ちょっと臭う」程度ではほとんど気にならなくても、密閉された空間や至近距離に居続けると、ワキガの臭いはだんだんと濃くなり、鼻につくようになります。そこから頭痛を引き起こしたり、人によってはめまいを生じるといったケースもあります。
残念ながら、自分以外の人にも何らかの迷惑をかけてしまうものがワキガの臭いです。強い刺激臭によってストレスを感じるのは、自分自身だけでなく周りの人も同じということですね。気になったら、セルフチェックで確かめてみましょう。
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日本形成医外科学会の専門医でもある院長の南部医師が、カウンセリングからアフターケアまで一貫して対応しているクリニック。
複数の治療法に対応しており、特にウルセラドライやマイクロニードルドライ、ペアドライなど、切らない施術に特化しているところが特徴です。
中でもペアドライは小さなお子様にも対応できるワキガ治療機器。再発しやすい子供向けに、一定額で何度でも再治療を受けられる保障制度が設けられている点も注目です。
さくらビューティクリニックでは、ワキガ・多汗症治療をはじめ、美肌やエイジングケア、顔・ボディ・医療痩身や医療脱毛、など様々な診療を扱っています。
わきが治療においては、保険適用が認められている、「剪除法」も行っており、患者の希望に合わせた治療方法を提案してもらえます。
「剪除法」は、ワキの皮膚をしわに沿って切開して、目視でワキガの原因である汗腺を切除する方法で、ポピュラーな治療法でもあります。
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