ワキガは体質であり、誰かにうつるということは決してありません。しかし正しいケアや治療をしなければ、ずっとワキガが残ってしまうのも事実です。
ここではワキガ体質の基礎知識や、彼氏・彼女のワキガ体質への対処法などについて、詳しく見ていきます。
基礎知識ワキガ体質は両親のうちどちらかがワキガにかかっている場合、50%の確率で遺伝します。両親ともにワキガである場合には、80%の確率にまでアップすると言われています。
しかし必ずしもワキガが遺伝するとは限らず、両親ともにワキガであっても、20%はワキガではない子どもが生まれます。
ワキガの人がワキガではない人と結婚すれば、確率は半分にまで抑えられるため、将来子どもがワキガに悩む可能性は低くなると言えるでしょう。
また、ワキガは感染するものではなく、病気でもありません。結婚する前にワキガ治療などを受けておけば、結婚生活や日常生活での支障となる心配も少なくなるでしょう。
自分自身がワキガであり、相手に伝えるべきか悩んでいる場合は、まず「ワキガは病気ではない」という認識を共有することが大切です。
好きになった相手がワキガだと知るとショックを受けてしまう人もいるかもしれませんが、「治療すれば治る」「ケアをすれば臭いが目立たなくなる」など、治療によって治すことができるという前提を正しく理解してもらうようにしましょう。
また結婚前には、自分の既往症や体調などをパートナーとよく話し合い、相手にも理解をしてもらうことが大切です。
ワキガ体質が治療によって治っている、または改善している場合はパートナーに伝える必要はないかもしれませんが、治療中もしくはこれから治療の予定がある方は、パートナーに一定の理解をうながしておくと安心かもしれません。
自分ではなく、パートナー側にワキガの疑いがある場合は、一度話し合いをしてみるのも良いかもしれません。
すぐに別れるという選択肢を選ぶよりも、まずはできるところからケアを始めたり、ニオイについて自覚をうながすといったところから始めるのが理想的です。
もしもパートナーがワキガであることに気付いておらず、治療の必要もないと考えているのなら、公共の場などでワキガの臭いを発してしまう可能性もあります。
ワキガは治療によって改善、もしくは普通の人と同程度に目立たなくすることができるものです。
ワキガだけでなく多汗症を同時に持っている人でも、汗をこまめに拭き取るなどしてケアすれば、ニオイを目立たなくさせることができます。
彼氏や彼女にワキガを指摘するのが難しい場合は、それとなくワキガであることをにおわせてみるなど、工夫が必要になります。体臭の話題などを出してみて、反応をみてからワキガの話に入っていくこともできます。
ワキガは軽度のものから重度まで、個人差があります。男性の場合、男性ホルモンの作用によって体臭が強く出る場合があるため、軽度でも周りに気づかれやすい可能性も。
軽度ならまだ治療の必要はない・・・と考える方もいますが、ワキガは汗をたくさんかくタイミングや、緊張した時など、いつどこで現れるかわからないものです。
「知らないうちに周りに迷惑をかけていた」「職場で体臭が噂になってしまった」など、ワキガが発覚してから起きるトラブルも少なくないため、早めに治療を受けておいて損はありません。
また、自分では軽度だと思っていても、プロの目からみれば中程度以上と判断される場合もあります。
ワキガは体質とはいえ、周りにわかるほどの強いニオイを発する症状ですから、自分の基準で判断することは避け、医師の診療を受診することをおすすめします。
ワキガは体質であり、病気ではありません。しかし体質ということで、遺伝的要素を持つものであるため、結婚前にはパートナーとよく話し合い、理解を得ておく必要があります。
ワキガは治療によってほとんどわからない状態まで改善させることができます。治療の方法もさまざまで、軽度なレベルなら注射治療だけでも簡単にケアができます。
重度の場合は手術治療が必要になることもありますが、その際も痛みを抑えるために麻酔をかけて行い、傷口の大きさも小さくとどめておくことが可能。
「病気ではないから治療の必要はない」と考えるよりも、末永く付き合っていかなくてはならない体質の問題であると考え、上手にワキガと付き合っていくことが大切です。
気になる臭いを消すためにデオドラント製品などを使っていませんか?そのような一時的な対策では根本の解決はできません。再発しない治療を通じて根本から解決しましょう!おすすめの治療はこれ!
日本形成医外科学会の専門医でもある院長の南部医師が、カウンセリングからアフターケアまで一貫して対応しているクリニック。
複数の治療法に対応しており、特にウルセラドライやマイクロニードルドライ、ペアドライなど、切らない施術に特化しているところが特徴です。
中でもペアドライは小さなお子様にも対応できるワキガ治療機器。再発しやすい子供向けに、一定額で何度でも再治療を受けられる保障制度が設けられている点も注目です。
さくらビューティクリニックでは、ワキガ・多汗症治療をはじめ、美肌やエイジングケア、顔・ボディ・医療痩身や医療脱毛、など様々な診療を扱っています。
わきが治療においては、保険適用が認められている、「剪除法」も行っており、患者の希望に合わせた治療方法を提案してもらえます。
「剪除法」は、ワキの皮膚をしわに沿って切開して、目視でワキガの原因である汗腺を切除する方法で、ポピュラーな治療法でもあります。
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