ストレスがワキガの原因になる理由と対策
ワキガの多くは遺伝性と言われていますが、実は遺伝だけに限らず「ストレス」が関係しているとも言われています。早速、ワキガとストレスの関係について見ていきましょう。
基礎知識人間の体は、自律神経という神経系がさまざまなシステムをコントロールしています。ストレスが溜まってくると人間の体内にはアドレナリンが活発に分泌されます。実はこのアドレナリンこそが、アポクリン腺を刺激して、大量の発汗を促しています。自律神経の作用によって出る汗は運動をして自然に出る汗とは異なり、アポクリン腺から出る汗になります。そのため、緊張して汗をかくとワキガが発生しやすい状態となります。特に強い緊張を感じた時には、脂質を多く含む汗が出やすくなるため、通常の汗とは異なりベタつきのある汗となります。自然に運動をしてかく汗と、ストレスによって出る汗は、同じ汗でも中身が異なるものです。ストレスによってホルモンバランスが乱れる場合でも、自律神経に作用してアポクリン腺が刺激され、ワキガが発生しやすくなります。運動をしてエクリン線から分泌される汗は、水分と塩分を多く含むだけの軽い汗になりますが、それ以上のストレスを受けると、今度はアポクリン腺にまで作用します。つまり、ストレスをできるだけ軽減することで、独特なワキガ臭を軽減することができるのです。
ストレス性のワキガは、文字通りストレスを減らすことによって軽減することができます。ワキガは遺伝性の体質ではありますが、ストレスによって助長されてしまう部分もあるため、普段からストレスレベルを下げる工夫が重要となります。外出時に緊張して汗をかき、ワキガを発症するという方の場合は、外出時の対策としてワキに汗取りシートなどを装着したり、ワキガ用のデオドラントを持ち歩くなどの工夫を行ってみてください。
また、ストレスによって出たワキガ臭が、さらにストレスレベルを高めてしまう場合もあります。そうなると、さらに緊張感が増して汗をかき、ワキガ臭も強くなるという悪循環を招いてしまいますので、音楽を聴くなどして、外出時に緊張しすぎないようメンタルをコントロールするのも有効な手段です。まずは深呼吸などをしてリラックスしたり、温かい飲みものを飲んで良い汗をかくなどの対策を取ってみてください。普段からできるケアとしては、ワキを清潔に保つことも一つの有効な方法です。汗をかいたらこまめに拭き取り、風通しを良くして蒸れないように注意します。最近ではワキガ臭を抑えてくれる成分が入ったクリームなども販売されていますので、臭いの元にアプローチできる製品を手元に常備しておくと安心です。ワキ臭は食べ物からも抑えることができます。野菜などを多めに摂り、皮脂の元となるたんぱく質や乳製品の過剰摂取を控えるようにします。油っこいものなどもワキガ臭を助長する原因になるため、控えるようにしましょう。
気になる臭いを消すためにデオドラント製品などを使っていませんか?そのような一時的な対策では根本の解決はできません。再発しない治療を通じて根本から解決しましょう!おすすめの治療はこれ!
日本形成医外科学会の専門医でもある院長の南部医師が、カウンセリングからアフターケアまで一貫して対応しているクリニック。
複数の治療法に対応しており、特にウルセラドライやマイクロニードルドライ、ペアドライなど、切らない施術に特化しているところが特徴です。
中でもペアドライは小さなお子様にも対応できるワキガ治療機器。再発しやすい子供向けに、一定額で何度でも再治療を受けられる保障制度が設けられている点も注目です。
さくらビューティクリニックでは、ワキガ・多汗症治療をはじめ、美肌やエイジングケア、顔・ボディ・医療痩身や医療脱毛、など様々な診療を扱っています。
わきが治療においては、保険適用が認められている、「剪除法」も行っており、患者の希望に合わせた治療方法を提案してもらえます。
「剪除法」は、ワキの皮膚をしわに沿って切開して、目視でワキガの原因である汗腺を切除する方法で、ポピュラーな治療法でもあります。
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なるほどワキガ治療ガイド
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